互いに照り映える上海協力機構と「一帯一路」

互いに照り映える上海協力機構と「一帯一路」。上海協力機構(SCO)加盟国首脳理事会の第18回会議(上海協力機構首脳会議)が6月9日から10日にかけて山東省青島市で開催される…

タグ:上海協力機構 SCO 加盟国 首脳 理事会

発信時間:2018-06-07 13:36:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

上海協力機構(SCO)加盟国首脳理事会の第18回会議(上海協力機構首脳会議)が6月9日から10日にかけて山東省青島市で開催される。(文:王文・中国人民大学重陽金融研究院執行院長。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

1年前の6月9日、SCO加盟国首脳理事会第17回会議で習近平国家主席は「中国側と関係各国は現在『一帯一路』建設とユーラシア経済連合建設など地域協力イニシアティブ及びカザフスタンの『ヌルリ・ジョーリ』(明るい道)など各国の発展戦略の連携を積極的に推し進めており、SCOはこのために重要なプラットフォームとしての役割を発揮できる」と強調した。また、昨年のSCOサミットで、「加盟国は『一帯一路』イニシアティブを歓迎する」との文言がプレス・コミュニケに盛り込まれた。

「一帯一路」建設はSCOと自然な「血縁関係」にある。「一帯一路」イニシアティブはまずSCO創設メンバー国であるカザフスタンで打ち出された、SCOが協力を深化し、コネクティビティを強化するうえでの重要なプラットフォームだ。双方が青島サミットという貴重な歴史的チャンスを通じて発展の新たなブレークスルーを実現し、協力の新たな道程を開くことは間違いない。

制度設計の面では、SCOと「一帯一路」はいずれも中国が首唱国であり、中国が地域と世界のガバナンスに積極的に関与する国際制度構想だ。SCOは中国が創設に参画した初の多国間政府組織であり、「一帯一路」は新時代を背景に中国が打ち出した初のグローバル発展イニシアティブだ。両者の共同発展には中国と多くの国々の心血が注がれている。

原則の堅持の面では、SCOと「一帯一路」はいずれも新型の国際関係の精神的核心を体現している。「一帯一路」は「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」原則を堅持し、SCOは「相互信頼、互恵、平等、協議、多様な文明の尊重、共同発展の追求」という「上海精神」を堅持している。精神的紐帯において、両者は共に不平等な国際秩序の改革に向けた参加各国の努力を体現している。


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