日本の一帯一路への参与、中国は開放的な態度で歓迎=外交部

日本の一帯一路への参与、中国は開放的な態度で歓迎=外交部。

タグ:一帯一路 経済 貿易

発信時間:2018-06-15 09:37:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国外交部の耿爽報道官は14日、中国側は日本側の「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)建設への参与について常に開放的な態度を持っており、両国企業が一帯一路と第3国市場をめぐりより多くの協力の成果を手にすることを支持すると表明した。


 同日の定例記者会見で、記者からは「日本メディアの報道によると、日本企業はこのほど一帯一路の快速列車に便乗しようとする動きを活発化させている。一部の企業は中欧班列(中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車)の増発を機に、日本から中国を経由し欧州に至る輸送サービスの提供を開始し、日本企業の欧州への輸出拡大を促している。ポーランドなどの一帯一路沿線国でも、日本企業は入札やインフラプロジェクトを通じ、設備と技術の輸出を拡大している。中国側はこれについてどのように見ているか」という質問があった。耿報道官は次のように回答した。


 これは多くの日本企業が、一帯一路への参加に向けた積極的な態度を実際の行動に変えていることを示している。世界では、一帯一路の建設の将来に自信を深める人が増えている。


 中国側は日本側の一帯一路建設への参与について、常に開放的な態度を持っている。特に第3国市場の共同開拓について、中日には高い相互補完性がある。双方の関連協力の展開は、中日経済・貿易協力の拡大を促し、かつ第3国の経済発展を促す。


 先ほど中日双方は「第3国市場における中日協力に関する覚書」に署名し、部門を跨ぐ「第3国市場における中日協力推進の作業枠組み」を構築することを決定した。両国企業が第3国市場の協力を展開するため、より良い制度保障と効果的な協力プラットフォームを提供するものと信じている。


 我々は両国企業が一帯一路と第3国市場をめぐりより多くの協力の成果を手にし、両国民に利益をもたらし、互恵とウィンウィンを実現することを支持する。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月15日  

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