米日豪がリムパックで中国を念頭に置く「予行演習」を行ったかについて、中国国防部の任国強報道官は26日の定例記者会見で「中国側は、関連国間の軍事協力は地域の平和と安定に資するべきであり、他国を念頭に置くべきではないと一貫して主張している」と表明した。
記者からは「米日豪は先ほどリムパックの実弾訓練で、退役して25年になる排水量5100トンの戦車揚陸艦ラシーンを標的艦として撃沈した。動画が公開されると、海外メディアはこれを中国との戦いの予行演習と判断した。中国側はこれについてどう論評するか」という質問があった。
任氏は「我々は関連報道に留意している。中国側は、関連国間の軍事協力は地域の平和と安定に資するべきであり、他国を念頭に置くべきではないと一貫して主張している」と回答した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月27日