米アリゾナ州国立実験室はこのほど、米軍Fー15戦闘機によるB-61核爆弾投下テストの様子を公開した。B-61核爆弾は敵陣地の奥にあるターゲットを攻撃する核兵器で、現在最新型のB-61-12型の開発が進んでいる。
米エネルギー省は2018年7月2日、米空軍とエネルギー省国家各安全保障局が戦略爆撃機B-2「ゴースト」を使ったB61-12誘導核爆弾の最初の実験を実施したと発表。2回の実験は合同実験の一部で、航空機の武器輸送能力と爆弾の非核機能を示すことが目的だとしている。
ロシア軍事科学院教授・米国問題専門家のセルゲイ・スダコフ氏は、新型核爆弾B61-12は軍事予算を増やすためだけ、その場しのぎで開発されたと見ている。このような爆弾は第3国に危険を及ぼし、正常な防空能力を備える国だけが打ち落とせる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月20日