立体的・全面的協力を強化
アフリカで投資する中国の経営者、「小商品の都」と呼ばれる義烏で働くアフリカの商人、西アフリカのエボラウイルスと戦う中国人医師、北京大学南南協力・発展学院で学ぶアフリカ人留学生――フラット化が進む世界において、中国・アフリカが協力の握手をしっかりと交わしている。
中国は最大の発展途上国であり、アフリカは発展途上国が最も集中した大陸だ。中国人は現在、「2つの百年」という奮闘目標と中国の夢を実現するため努力しており、アフリカ人も連合による自立、発展と振興の実現に力を入れている。中国・アフリカの人々は、未来の協力に期待している。
首脳外交の力強いけん引を受け、中国・アフリカの政治的相互信頼がさらに高い水準まで引き上げられた。中国とアフリカ諸国のパートナーシップが絶えず形成され、すでにアフリカ24カ国と戦略パートナーもしくは全面的協力パートナーの関係を結んでいる。中国・アフリカ関係の位置づけは、新型戦略パートナーシップから、全面的戦略協力パートナーシップに格上げされた。
5年以上に渡り、中国・アフリカは100回以上の人文交流活動を開催し、200以上の人文協力プロジェクトを実施した。中国は現在、アフリカ41カ国で54の孔子学院と27の孔子課堂を設立している。双方は130組以上の友好都市関係を結んでおり、毎年アフリカを訪れる中国人客は延べ100万人を上回っている。