中国科学院長春光学精密機械・物理研究所(以下、同研究所)が担当する国家重大科学研究設備開発プロジェクト「4メートル級高精度炭化ケイ素(SiC)非球面反射鏡統合製造システム」が21日、吉林省長春市でプロジェクト検収に合格した。
完成した4.03メートル口径高精度SiC非球面反射鏡は、世界でこれまで発表されているうち最大口径の単体SiC反射鏡だ。これは中国が大口径SiC非球面反射鏡の製造技術水準で世界トップレベルに達し、飛躍的な発展を実現したことを意味し、中国の高性能大型光学計器の開発水準を大幅に高めることになる。