中国のJ-20戦闘機、国産エンジンを搭載して飛行実験

中国のJ-20戦闘機、国産エンジンを搭載して飛行実験。

タグ:航空工業 国産エンジン

発信時間:2018-09-04 16:24:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 米防衛専門誌『ディフェンス・ニュース』は8月27日、「航空工業の発進」という見出しの記事を掲載した。以下は記事の内容。


 中国の航空工業は能力強化の面で進展している。現在は冷戦時のように許可・無許可でソ連の戦闘機の複製品を製造しなくなっている。中国空軍の主力機は成都のJ-10と瀋陽のJ-11/15/16である。後者は国産航空電子機器、武器システム、発動機を採用するが、ロシアのスホーイ社製フランカー戦闘機一族の派生モデルである。


 中国の航空工業はY-9ターボプロップ機やY-20ジェット輸送機などの支援機の生産も加速化した。前者は空中早期警戒、対潜、情報収集などの任務を担当し、本土で開発された任務システムも搭載する。


 中国の航空工業は差を縮めるために努力しているが、コア技術の課題をまだクリアしていない。それは航空エンジン分野に最もよく表れており、中国は満足できる標準ジェットエンジンをまだ生産できないでいる。中国は今もロシア製エンジンの輸入に頼っている。中国の国産エンジンがすでに開発、使用されているが、J-20単発軽戦闘機、J-15艦載大型戦闘機、Y-20輸送機はロシア製エンジンを使用している。


 成都のJ-20ステルス戦闘機の状況も同じだが、一部の試作機が性能を検証する国産エンジンを搭載して飛行実験を行ったことがわかっている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月4日

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