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japanese.china.org.cn |17. 09. 2018

韓国3000トン級新型潜水艦が進水 2022年に就役予定

タグ: 進水式 潜水艦 造船 海洋 公司

 

 韓国初の「張保皋-3」級潜水艦「島山安昌浩」の進水式が14日に行われた。韓国の文在寅大統領は、この潜水艦は韓国の自主国防の決意を示しており、「韓国軍需産業の飛躍を告げる信号弾だ」と述べた。


 韓国の聯合ニュースによると、島山安昌浩は3000トン級潜水艦で、今月14日に大宇造船海洋公司の玉浦造船場で進水式を行った。一連の試験後、2020年12月に韓国海軍に交付され、2022年1月に配備される見通しだ。


 これまで韓国海軍は18隻の潜水艦を配備していた。1200トン級と1800トン級で、いずれも韓国とドイツが共同開発したものだ。島山安昌浩は韓国独自の設計で、部品の76%が韓国企業から供給されている。


 韓国の当局者によると、ディーゼル潜水艦の島山安昌浩の全長は83.3メートル、幅は9.6メートルで、海軍兵士50人を乗せ、水面に浮上することなく水中で20日連続で任務を遂行できる。同艦は6基の垂直発射システムを搭載しており、巡航ミサイルと弾道ミサイルを発射できるため、注目を集めている。


 韓国は2007年に3000トン級の「張保皋-3」級潜水艦プロジェクトを開始した。投資総額は3兆3300億ウォンで、2023年に完了を予定。同プロジェクトによると、韓国は潜水艦を3隻建造する予定。今回進水した島山安昌浩は1番艦で、総工費は1兆ウォン。


 文氏は14日の進水式で「力を通じた平和はわが政府が追求する揺るぎない安保戦略だ。強い軍と国防力が一つになってこそ平和に向かうわれわれの道は途絶えない。ただで手にできる平和はなく、自らこれを求め守るしかない」と述べた。

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