2018年9月30日、内陸部は紅葉で色づき、高原では身を切るような寒風が吹いた。カラコルム山脈の奥地、カラカシュ川上流の最高の詰め所、河尾灘国境防衛連団の詰め所にて、国境地帯を守る英雄部隊が再び険しく神聖な国境警備ルートを歩んだ。フル武装の兵士が早朝、新型パトロール車に乗り、標高5500メートル弱のエリアに向かい出発した。車は雪の中を進む船のように、雪山の間の渓谷に厳かな航路を描いた。