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japanese.china.org.cn |15. 10. 2018

F-22がハリケーンで損傷、55機中33機しか避難せず

タグ: F-22ラプター 空軍基地 着陸装置

 

 「カテゴリー4」のハリケーン「マイケル」がこのほど、米フロリダ州の各地で猛威を振るっている。これによる一連の損失リストには、米空軍のトップクラスのステルス戦闘機が含まれる。13日付星条旗新聞によると、フロリダ州ティンダル空軍基地はハリケーンによる損失が最も深刻だ。写真を見ると、複数のF-22ラプターの損傷が深刻とみられる。


 報道によると、ティンダル空軍基地はハリケーンで「壊滅的」な損失を被った。同基地はF-22の全パイロットの訓練を担当しており、全米最大のF-22飛行団を持つ。ここにはF-22が55機配備されていたが、ハリケーン前に避難したのは33機のみ。米空軍の報道官は「メンテナンスや安全面の原因により、一部の航空機が格納庫内に残っていた。現在すべての格納庫が損壊している」「格納庫内の航空機にも損失が生じた可能性があるが、職員が安全に格納庫内に入り評価するまでは、被害状況を明らかにできない」と述べた。


 13日付米ディフェンスニュースはSNSで投稿された写真の情報として、F-22の4機が大破し、その他の多くの航空機にも損傷が生じた可能性があると伝えた。今回のハリケーンはF-22に深刻な損失をもたらし、国防総省の同型機への焦りを募らせる可能性がある。世界最強の空中戦闘力を持つとされるF-22は、高額なため187機しか生産されておらず、すでに多くが事故により損傷を受けている。国防総省の2017年の調査によると、F-22の完全整備率は49.01%のみで、約半数しか作戦に向けスタンバイしていない状況だ。10月10日にはF-22が緊急着陸したが、着陸装置の故障により損傷を受けた。

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