「和諧使命−2018」の任務を遂行する中国海軍の病院船「和平方舟」は現地時間9日、8日間のグレナダ友好訪問を終え、次の目的地のドミニカに向かった。
和平方舟は10時頃、グレナダの首都セントジョージズをゆっくり離れていった。グレナダ側は埠頭で歓送の式典を開いた。グレナダ衛生長官、趙永琛駐グレナダ中国大使が職員、華僑・華人、中国系機関の代表者らを率い、埠頭で見送った。
和平方舟はグレナダ訪問中、事前に患者を絞り込み、双方で安全検査を行い、待合室を前段階に移すなどの措置により、患者の診断をリアルタイムで調整した。これによりメインプラットフォームの医療サービスを効率的かつ秩序正しくした。また現地の病院、コミュニティ、青年スポーツセンター、国家監獄に11の医療チームを派遣した。特に各部門のメンバーでつくる10人のチームは、乗り換え、粗末な条件などの困難を乗り越え、カリアク島で2日間の巡回診療を行い、一人でも多くの人のため最大限に努力した。和平方舟は延べ7275人を診療し、CTやDRなどによる2764人の補助検査、49人の身体検査を行った。17人が入院し、手術を15回行った。平和方舟医療・監護専門家はさらに、グレナダ側の40人の看護師と看護技術の交流を行った。現場で「骨髄穿刺」「新生児マッサージ」などの技能を示し、好評を博した。