中国中央テレビでこのほど放送された番組「山奥の共和国建設者」では、国産J-6Ⅲ戦闘機が生産されていた工場が登場し、さらにはCH-5(彩虹−5)無人機チーフデザイナーの蘭文博氏とその同僚らが、標高3507メートルのアバ紅原空港でCH-5のテスト飛行を行った様子が公開された。
2017年9月21日頃、CH-5は西北の某空港で実弾射撃デモを行った。弾薬にはAR-1精密空対地ミサイル、80キロ級AR-1改良型ミサイル、精密誘導爆弾などが含まれた。デモは無事成功した。
CH-5は中国最大の偵察・攻撃一体型無人機だ。航天科技集団第十一研究院彩虹無人機チーフエンジニアの石文氏は記者に、「CH-5の最大吊り下げ重量は1000キロ、最大航続距離は1万メートル以上、最大航続時間は60時間、実用上昇限度は7600メートル。AR-1ミサイルを8発搭載する場合、航続時間は30時間を超える。積載能力が高く、航続時間が長いといった特長がある」と説明した。