NHKは17日、日本海上保安庁第11管区那覇海上保安本部の情報として、次のように伝えた。中国海警局の船4隻が現地時間8時、黄尾嶼の北西30キロから33キロの海域を航行していた。日本側は同日9時頃、中国海警局の船(少なくとも3隻)が、釣魚島から12カイリ内を巡航したことを確認した。
日本政府はその後、首相官邸危機管理センターに設置されている「情報連絡室」を「官邸対策室」に格上げし、中国公船の情報収集、警戒・監視を行った。
日本側の統計データによると、中国海警局の船隊が釣魚島から12カイリ内を航行するのは、今年に入り18回目。前回は9月7日。しかし当時、海上保安庁の巡視船の妨害と干渉を受けた。日本政府はさらに、中国側にいわゆる「抗議」をした。
中国海警局は微博公式アカウントで17日、「2018年10月17日、中国海警2307船隊が、わが釣魚島の領海内を巡航した」と投稿した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年10月18日