安倍首相は、「日中平和友好条約締結40周年という重要な節目に中国を公式訪問できたことをうれしく思う。今回の訪問を通じて、双方が競争から協調に変わった日中関係の新たな時代を切り開くことを願う。日中は互いに隣国であり、互恵協力、互いに脅威とならないとの精神に基づき、両国間の4つの基本文書で確認された共通認識を踏まえて二国間関係を推進するとともに、世界と地域の平和、自由貿易の保護に寄与しなければならない。これは国際社会とアジア地域諸国がそろって期待することでもある。日本は中国が対外開放をさらに拡大することを歓迎し、支持するとともに、中国の発展プロセスに引き続き積極的に参加していきたい。日本は中国とともに、ハイレベル交流や各レベルの交流を密接に行い、両国の友好に向けた世論の基礎を引き続き改善し、双方の溝を適切に管理コントロールし、日中の戦略的互恵関係の深い発展を推進し、地域の安定・繁栄に向けて共同の努力をしていきたい。『一帯一路』は潜在力のある構想であり、日本は中国と広い範囲で協力を強化したいと考えており、これには第三国市場の共同開拓が含まれる」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年10月28日