第12回中国国際航空宇宙博覧会が6日、広東省珠海市で開かれた。中国空軍のJ-20戦闘機が「新塗装・新編隊・新姿勢」でデモ飛行を行い、国内外の来場者から注目され、好評を博した。
珠海市で同日開かれた空軍による記者会見で、J-20チーフデザイナー、初飛行・テスト飛行パイロット、初の作戦部隊指揮員は「J-20を始めとする『国の重器』はすでに『20』時代に入っている。中国空軍の戦略モデルチェンジが加速を開始した」と表明した。
J-20チーフデザイナー、中国科学院院士の楊偉氏は、今回のJ-20のデモ飛行は上々だったと述べた。
中国空軍は今年2月9日、J-20の空軍作戦部隊への配備が始まり、作戦能力の全面的な形成に向け重要な一歩を踏み出したと発表した。
楊氏は「J-20の配備後、我々は部隊の戦闘力形成を支援している。また彼らは対抗・訓練・試験の過程において、我々に良い提案を行った」と述べた。
楊氏によると、J-20は長年に渡り改善が続くという。将来的には、より整った、より高性能かつ効果的なJ-20を目にすることになる。
「J-20はある機種の型式ではなく、改革開放40年に渡る中国航空産業の発展の成果の代名詞だ」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月7日