大亜湾の東は紅海湾と、西は大鵬湾に接しており、香港から40カイリ余りしか離れていない。大亜湾原発は中国初の大型商用発電所で、年間発電量は100億kWhを超え、香港と華南地区全体に直接送電される。29カ国・地域の5万人以上の建設者が集まったこともあり、国家重要警備目標の一つとなっている。ここを守る武装警察広東省総隊深セン支隊の某大隊は、大亜湾の正真正銘の「原発を護る者」だ。
大亜湾原発の数基の原子炉は同規模の石炭火力発電所より、CO2排出量を約3624万トン削減できる。その環境保護効果は、珠江デルタに10万ヘクタール弱の森林を植える効果に相当する。「中国のペース」は世界を驚嘆させており、ここを守る兵士の誇りを強めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年11月15日