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japanese.china.org.cn |23. 11. 2018

習近平主席「中国とカザフの「一帯一路」共同建設には大きな将来性」

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習近平国家主席は22日、カザフスタンのサギンタエフ首相と人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。

 

習主席はナザルバエフ大統領への真摯な挨拶の言葉をサギンタエフ首相に託した。習主席は「私とナザルバエフ大統領は緊密な交流を保っており、多くの重要な共通認識にいたり、両国関係の発展を共に先導している。両国政府双方の努力で、こうした共通認識は着実に実行に移されている。友好的近隣国及び包括的・戦略的パートナーとして、中国はカザフスタンとの関係を非常に重視し、カザフスタンの国民中心の発展理念に賛同し、カザフスタン国民が自国の国情に合った発展の道を歩むことを断固として支持している」と強調した。

 

「私が『一帯一路』構想を打ち出してから今年で5年になる。過去5年間で、『一帯一路』協力は沿線各国の人々に幸福をもたらし、世界経済の発展に新たな原動力を与えた。われわれは『一帯一路』協力へのカザフスタンの断固たる支持と積極的な参加を称賛する。中国とカザフスタンによる『一帯一路』共同建設には着実な基礎と大きな将来性がある。今後、双方は政策調整を重点的に強化し、シルクロード経済ベルト建設と新経済政策『ヌルリ・ジョーリ』の連携をしっかりと実行に移し、各分野の協力をしっかりと計画する必要がある」と指摘した。

 

サギンタエフ首相は冒頭、ナザルバエフ大統領から習主席への親しい挨拶の言葉を伝えた。また「カザフスタンにとって中国は友好的近隣国、親密な友人、そして戦略的パートナーだ。カザフスタンは習主席が5年前にカザフスタンでシルクロード経済ベルト構想を打ち出したことを高く評価している。この偉大な構想は地域のコネクティビティ強化、グローバルな試練への対処、世界の安全と安定の維持、共同成長・繁栄の促進にとって重大な意義を持つ。習主席は中国経済を大海にたとえた。カザフスタン側は両国協力の船が中国経済の大海で、帆を揚げて遠洋に乗り出すことを希望する」と述べた。(編集NA)

 

「人民網日本語版」2018年11月23日