政治>
japanese.china.org.cn |06. 01. 2019

大砂漠の捜索兵、人跡未踏の地でミサイルの軌跡を追う

タグ: 砂漠 寒風 空軍 試験 訓練基地 ミサイル

 


バダインジャラン砂漠で12月上旬、測量・捜索隊博士隊長の常宜峰氏がトランシーバーを使い、司令部に報告を行っていた。某訓練場から発射されたミサイルが同日、砂漠の上空で正確に標的機に命中した。空軍某試験訓練基地の測量・捜索隊の兵士は残骸を集め、関連データを回収する必要があった。


初冬の砂漠では寒風が吹き、砂埃が巻き上がった。十分な準備時間を確保するため、捜索隊の兵士は朝食をとると車を運転し、見渡す限り石が転がり駱駝刺が生える砂漠にゆっくり入った。標的機の残骸は無人エリアに墜落した。


兵士は航跡の理論に基づき2カ所の観測エリアで拠点を作り、ミサイルと標的機が遭遇するエリアを観察した。司令部の「ミサイル発射」という指示が出されてから数分後、青空に白いアーチが描かれた。墜落した標的機が砂漠の奥深くで煙を放ち、残骸の捜索が直ちに展開された。捜索任務を順調に完了するため、捜索兵は観測エリアをできる限り前方に設置しようとする。


捜索隊は標的機が墜落した方向に車で向かった。沼にはまり抜け出せなくなり、方向を見失い、極寒と酷暑に悩まされる。無人エリアで武器の残骸を捜索するならば、毎日未知のリスクと課題に直面する。砂漠の捜索兵は100%の回収率により、数千個の武器及び標的機の残骸を捜索する。時には1つの小さな残骸のため、無人エリアに何度も入らなければならない。

 

<   1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   >