中国初の国産空母が8日午前、大連造船所の埠頭に戻り、第4回海上試験任務を完了した。新たに撮影された写真を見ると、国産空母の甲板には艦載機が発着艦した痕跡はない。香港紙・文匯報(電子版)が8日、伝えた。
国産空母の第4回海上試験任務は12月27日から12日間続けられた。国産空母は初めて黄海と渤海の2大海域で試験航行任務を行った。
現場の写真によると、国産空母が海上試験を終え港湾に戻った際に、甲板後部と艦橋付近にはJ-15電子戦機とZ-18艦載ヘリのフルスケール模型が置かれていた。出港前の写真と比べるとその位置はいずれも変化しており、海上試験中に甲板の艦載機係留試験を行った可能性が高い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月10日