冬の南中国海は煙波が立ち込め、海と空が一色になっている。1月5日、軍機の轟音が某海域の上空で鳴り響き、南部戦区空軍航空兵某旅団の新年度初の昼夜を分かたぬ訓練が始まった。
訓練開始は即開戦を意味する。同旅団の代表者は次のように説明した。作戦の任務に即し、体系的な対抗訓練を把握し、複雑かつ極限の環境のもと訓練を行う。これは中央軍事委員会の新年度訓練開始動員令の「実戦訓練、合同訓練を堅持」という要求を実行に移すためであり、またSu-35戦闘機が交付された同旅団の実戦能力の速やかな強化を積極的に模索するためでもある。
昨年の春節(旧正月)前、同旅団のSu-35は南中国海の合同戦闘巡航に参加した。Su-35は当時、同旅団における初飛行から1年にも満たなかった。パイロットは島を巡る巡航などの重大任務を遂行した。
同旅団は交付後、常態的に昼夜を分かたぬ実弾射撃訓練を実施している。複雑でリアルな戦場環境の中で戦いに勝つ能力を磨き、戦闘力の生成を加速している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月16日