中国2隻目の「空母の乳母」が就役、補給能力を強化

中国2隻目の「空母の乳母」が就役、補給能力を強化。「査干湖号」は2017年に進水し、昨年12月末に関連海上試験を完了した…

タグ:補給艦 空母 海軍 排水量

発信時間:2019-02-15 15:11:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

資料写真


 中国のネット上で発表された写真によると、最新の901型総合補給艦「査干湖号」がすでに中国海軍に加わった。中国海軍に配備された901型補給艦は2隻目で、そのペナントナンバーは967。軍事情報誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」が12日に伝えた。


 「査干湖号」は2017年に進水し、昨年12月末に関連海上試験を完了した。これは同艦が昨年末、もしくは今年の年初に正式に就役した可能性を意味している。この大型補給艦の全長は240メートル、満載排水量は約4万5000トン、最高航行速度は25ノット。中国海軍の空母に海上補給を行うことが主な用途とされている。


 公開された資料によると、901型は中国海軍の新型大型総合補給艦、空母艦隊向けに建造された中国初の排水量が4万トンを超える補給艦だ。大量建造中である2万トン級の903型補給艦の倍の規模を持ち、航行速度が大幅に向上し、火力も目に見えて強化されている。この補給艦は空母艦隊の海上補給が可能であることから、ネットユーザーから親しみを込めて「空母の乳母」と呼ばれている。


 901型の1番艦「呼倫湖艦」は2017年9月1日に就役した。同艦は新型海上補給システムを採用し、海軍のその他の補給艦よりも固形・液体貨物を多様に補給する高い能力を持つ。主に艦隊の援用補給・サポート任務を担当する。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月15日

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