政治 > 北京大卒の若き女性兵、ソマリア沖の護衛航行に参戦
北京大卒の若き女性兵、ソマリア沖の護衛航行に参戦。北京大学卒、海軍陸戦隊女性兵、「最も美しい退役軍人」の最も若き候補者――宋璽さん（25）は2月20日、再び輝かしい名称を手にした…
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北京大学卒、海軍陸戦隊女性兵、「最も美しい退役軍人」の最も若き候補者――宋璽さん（25）は2月20日、再び輝かしい名称を手にした。北京年間模範（計50人）という栄誉の受賞者の一人として、「時代模範」の称号を授かったのだ。
元軍人の父のように軍服をびしっと着て、「クール」な軍人、一人の英雄になることが宋さんの夢だった。また彼女が21歳になるまで最も真剣に考えていたことでもある。
宋さんは2012年に北京大学心理・認知科学院に進学した。1学期を終えると、軍隊に入りたいという願いがいっそう強まった。この願いを叶えるために、彼女は暇な時間を利用しジムや寝室で体を鍛えた。
宋さんは2015年9月23日に正式に入隊し、南中国海艦隊の某新兵訓練基地に向かった。軍営を訪れたその日、この若い女性にとって周囲のすべてが新鮮に見えた。
彼女は訓練に励み、新兵訓練を締めくくる実戦審査でオールAの成績を収め、海軍陸戦隊に入隊した。
彼女は陸戦隊の中で難しい任務、偵察兵を選んだ。
活躍が認められ、2016年末には唯一の女性陸戦隊員として中国海軍第25期護衛航行艦隊に加わり、アデン湾とソマリア沖の護衛航行任務に向かった。アデン湾を航行する各国の船舶と人員を海賊から守り、医療・物資・技術などの支援を行った。
兵士になって2年間に渡り、彼女は南中国海諸島、アデン湾、アジア、アフリカ、大洋州に足跡を残した。
護衛航行艦隊の唯一の特戦隊員である彼女は、特殊大隊の船内捜索・救助や対海射撃などの各種訓練に積極的に参加した。戦闘警報が鳴らされると、彼女はどれほど重くてもフル武装ですぐに持ち場についた。銃を構え、狙いを定め、射撃する。淀みない動きで疑わしい船舶の行く手を遮り、狙撃した。
宋さんの護衛航行艦隊は国内外の船舶の護衛航行任務を62回行い、襲撃されている船舶を2回救出し、海賊と思しきボートを82回発見し追い払った。同艦隊はさらに海賊にさらわれた外国籍商船の救出に成功し、初めて海賊を逮捕した。宋さんと戦友たちは確かな行動により祖国を守り、地域の平和を守った。
護衛航行艦隊のもう一つの重要任務は、大洋を渡り軍事訪問を行い、世界に中国海軍の力を示し、平和と友好の理念を伝えることだ。
彼女は2017年5月から7月にかけ、護衛航行艦隊に加わり訪問任務を遂行した。マダガスカル、豪州、NZ、バヌアツを訪問した。訪問期間中は船員代表者として、艦艇開放日のガイド、対外文化交流、甲板レセプションなどのイベントに参加した。テキパキとした動き、芸術的な素養、流暢な英語により、大国海軍の良好なイメージを示した。
｢中国網日本語版(チャイナネット)｣ 2019年2月21日
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