「坡会」は広西チワン族自治区融水ミャオ族自治県内のミャオ族を中心とする多くの少数民族が、春節(旧正月)に集まり楽しむ民間の伝統的な祝日で、絢爛豪華なミャオ族文化を示す主な窓口として国内外の観光客から長期に渡り好評を博している。
「ミャオ族の坡会」は2006年に、第1期国家級無形文化遺産に登録された。融水ミャオ族自治県は近年、民族風情があり観光資源が豊富という長所を十分に発揮し、観光発展モデルの革新に取り組み、観光業を貧困脱却攻略戦の重要な支柱産業とした。ミャオ族の人々は観光により貧困対策を行い、産業発展を促進し富を築く道を歩んでいる。
全県の昨年の国内外観光客数は687万7900人で、観光収入は78億4700万元にのぼった。前年と前々年には各1万人弱が観光業により貧困から脱却した。