ヒマラヤ山脈の奥地を守る陸軍某国境警備団の兵士が2月18日、真っ白な雪を踏み、身を切るような寒風を受けながら、果てしなく広がる雪原で戦術や体力などの訓練を実施した。
雪の峰が連綿と連なり、酸素が薄い。同団の駐留地の平均標高は4500メートル余りで、冬の平均気温は氷点下30度に達する。同団達巴国境警備連隊の指導員である劉博氏は「寒く酸素の薄い高原で訓練をすることで、兵士の生理的な限界にチャレンジする。過酷な環境に適応する能力をさらに高めることができる」と話した。