習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は10日、第13期全人代第2回会議の福建省代表団の審議に参加した。新華社が伝えた。
習総書記は重要談話で福建省の取り組みを評価し、「福建省の同志が新時代の中国の特色ある社会主義思想を指導として堅持し、『安定を維持しながら前進』という取り組みの全体基調を堅持し、新発展理念を堅持し、安定成長、改革促進、構造調整、民生重視、リスク防止、安定維持の取り組みを統合的に達成し、良好な発展環境を築いた上でさらに良い成果を挙げるべく努力し、両岸の融合的発展の推進において模範を示し、小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的な完成の最終段階を申し分のないものにするために強固な土台を築くことを希望する」と表明。
「イノベーション、起業、創造に寄与する良好な発展環境を築く必要がある。社会全体のイノベーション、起業、創造の原動力を最大限度発揮させ、世界の大変動における中国の影響力と競争力をたゆまず強化する必要がある。問題指向を堅持し、思想を解き放ち、改革開放の全面的深化を通じて、イノベーション、起業、創造により良い環境を与え、イノベーション、起業、創造に影響を与える際立った体制・制度面の問題の解決に力を入れ、イノベーション、起業、創造を奨励する社会的雰囲気を醸成する必要がある。特に中小企業や若者の発展に有利な環境を提供し、ハイテク企業の成長を加速するメカニズムを構築する必要がある。『2つのいささかも揺るがず』を堅持し、民間経済の発展を奨励し、誘導し、サポートする各政策措置を実行に移し、各種資本形態の企業のために公平で透明かつ法の支配する発展環境を築き、企業家の健全な成長に資する良好な雰囲気を醸成し、民間企業の革新的発展を支援し、市場競争の中で開拓精神、先見性、国際的視野を持つ企業家が輩出するようにする必要がある」と強調した。(編集NA)