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イタリア大統領、「伊中パートナーシップは堅固な基礎を持つ」。イタリアのマッタレッラ大統領の招待を受け、中国の習近平国家主席が間もなくイタリアを国賓訪問する。中国の国家元首によるイタリア訪問は10年ぶり…
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イタリアのマッタレッラ大統領の招待を受け、中国の習近平国家主席が間もなくイタリアを国賓訪問する。中国の国家元首によるイタリア訪問は10年ぶり。習主席の訪問を前にして、マッタレッラ氏は新華社などの中国メディアのインタビューに応じた。マッタレッラ氏は、伊中包括的・戦略的パートナーシップは堅固な基礎を持ち、両国関係は近年高品質発展を維持していると述べた。
マッタレッラ氏は2017年の訪中を嬉しそうに振り返った。マッタレッラ氏は訪中により、伊中包括的・戦略的パートナーシップの成果を実感した。「これは両国政府間で効果的な対話を維持したからであり、また両国の国民間の日増しに豊富化し効果的になる相互交流によるものでもある」
マッタレッラ氏は、2020年に伊中両国は国交樹立50周年を迎えるが、習主席の今回の訪問はこれに祝意を表する良き手段であり、両国の確かな関係と相互尊重を示していると述べた。
マッタレッラ氏は近年、両国の経済・貿易交流が大幅に増加していることについて、次のように述べた。経済貿易関係は両国関係の基盤だ。二国間貿易の拡大、両国企業の協力、双方向の投資拡大は、両国が二国間関係の発展に対して自信を持っていることを証明している。イタリアは中国を最も重要な貿易パートナー、国際貿易のエンジンとして見ている。
エネルギー、環境保護、持続可能な都市化、機械製造、食品安全、医療サービス、介護などの分野で、イタリアには先進的な技術とソリューションプランがある。両国の経済貿易交流を強化するため、双方は対話を展開し、より開放的で公平な環境を作り、自由でバランスの取れた貿易を行うべきだ。相手国市場に進出するため有利な条件を整えるべきだ。
マッタレッラ氏は、文化面の協力について次のように述べた。伊中両国は同じく古代文明を有する国であり、芸術・文学・音楽・手工芸の交流が古くから非常に活発だった。二大文明間で古くから存在する引かれ合う気持ちは、両国の貴重な財産になり今まで継承されている。伊中両国は互いに大きな発展の動力であり、両国の文化・創意産業の潜在力を掘り起こすことで、双方に大きな成果をもたらすことができる。
マッタレッラ氏は、ユネスコに登録された両国の世界遺産を結びつけた協力という、革新的な枠組みについて次のように話した。双方はヴェローナと杭州を友好都市とし、「ランゲ＝ロエロとモンフェッラート」とハニ棚田をペアにすることを正式に発表した。両国の世界遺産がペアになるのはこれが初めてだ。また両国は文化遺産保護の協力をさらに強化する。
マッタレッラ氏は、イタリアは一帯一路の建設に参与すると同時に、中国側と共に「新たに知り合う道」を築きたいと表明した。これは文化面と両国民の交流において重要な意義を持つというのだ。
マッタレッラ氏は「イタリアを訪問する中国人観光客が増えており、相手国で学ぶ伊中両国の青年が増えている。両国の大学間共同研究プロジェクトと学術交流協定の数も倍増している。これはシルクロードを『新たに知り合う道』にする」と話した。
マッタレッラ氏は、イタリアは平和及びルールを基礎とする多国間主義を守るため取り組んでいるが、中国がこの点で共通認識を持つことを喜んでいると表明した。
マッタレッラ氏は、伊中両国が対話を続け、各自の立場と関心事への理解を深め、G20などの多国籍の場において効果的に協力を展開していきたいと表明した。「国連の2030アジェンダ、気候変動への対応を共に促進する。気候変動に対応する中で、中国は決定的な力を発揮しているが、イタリアも自らの力で貢献したい」
「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年3月21日
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