習近平国家主席は21日に特別機でローマに到着し、国賓としてのイタリア訪問を開始した。新華社が伝えた。
習主席は中国の政府と国民を代表してイタリアの政府と国民への挨拶の言葉を述べたうえで「国交樹立後の49年間、中国とイタリアの関係は時間と国際環境の激変という試練に耐えてきた。双方は相互尊重と相互信頼、互恵・ウィンウィンの原則を堅持し、友好と協力を推進し続け、社会制度、文化的背景、発展段階の異なる二国間の関係発展の模範となった。中国とイタリアの協力は多くの成果を挙げ、両国民に確かな利益をもたらしてきた。人的・文化的交流は豊富かつ多彩で、相互理解と親善を増進してきた」と指摘。
また、「私はマッタレッラ大統領、コンテ首相らイタリアの指導者と会談し、将来の両国関係発展の青写真を共に描くことを期待している。互いに努力する中、中国とイタリアの包括的な戦略的パートナーシップには必ずやさらに素晴らしい明日があると信じている」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年3月22日