李克強総理は現地時間9日午前、ベルギーのミシェル首相とブリュッセルのエグモン宮で会談した。新華社が伝えた。
李総理は現在の中国ベルギー関係を積極的に評価し、「中国側はベルギー側と開放・実務、開拓・革新の精神を堅持し、各分野の協力を強化し、国際・地域問題で意思疎通と調整を緊密化し、双方間の一連の合意をしっかりと実行に移し、中国とベルギーの包括的な友好協力パートナーシップの新たな発展を推進したい。中国市場のニーズに適した、高付加価値のベルギー製品の輸入を拡大したい。第2回中国国際輸入博覧会へのベルギーの参加を歓迎する。ベルギー側と第三国市場協力覚書をしっかりと実行に移し、アフリカでの両国協力を推進したい」と指摘。
「私は今回の訪問で第21回中国EU首脳会議を行う。中国ベルギー関係は中国EU関係の重要部分をなす。中国側は団結、繁栄し、統合プロセスの進み続ける欧州を望んでおり、欧州と双方向の開放を拡大し、自由貿易を共に守ることを望んでいる。ベルギー側が中国EU関係の発展を促進するために引き続き積極的役割を果すことを期待する」とした。
ミシェル首相は「ベルギーは対中関係を非常に重視しており、中国側とさらに対話と意思疎通を強化し、貿易、農業、船舶分野の実務協力を深めることを望んでいる。ベルギー側は中国が国際問題でさらに重要な役割を発揮することを歓迎する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年4月10日