西蔵(チベット)軍区某旅団はこのほど、標高5300メートルの寒冷地で総合訓練を展開中に大雪に見舞われた。期せずして降った大雪は、この不慣れな地域的条件のもとで展開される寒冷山間部総合訓練のハードルを上げた。今回の総合訓練は昼夜を分かたず27時間連続で行われた。参加将兵は50キロ以上を行軍し、高さ1000メートルの坂を登り、最高で標高5300メートルの山を越えた。行軍中の装備の重さは30キロ以上。掩体構築、崖登り、氷河登り、待ち伏せ攻撃とその警戒、夜間戦場救護、山間部5キロ走行など8つの内容の訓練を行った。