南部戦区報道官の李華敏大校は、次のように発言した。
米海軍の「プレブル」駆逐艦が20日午後、中国政府の許可なく無断で中国の南中国海における関連島礁付近の海域に進入した。中国人民解放軍南部戦区は海空の兵力を集め、法律と規則に基づき米艦の識別と証拠収集を行い、現場を離れるよう警告した。中国とASEAN諸国の共同の努力により、南中国海情勢は現在、安定と好転に向かっている。この状況下、米軍艦の関連行動は中米双方の軍艦・軍機及び人員の安全を脅かし、中国の主権と安全を損ねる。国際関係の基本準則に背き、地域の平和と安定を損ねる。
中国は南中国海諸島及び付近の海域に対して異論の余地なき主権を持つ。米艦の挑発行為に対しては、断固反対を表明する。戦区部隊は強い警戒を維持し、すべての必要な措置を講じ、揺るぎなき姿勢で国家主権の安全を守り、南中国海地区の平和と安定を維持する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年5月21日