武装警察寧徳支隊執勤第二中隊の班長の田威氏は、2011年にこの中隊に入ってから8年勤務している。彼の故郷は沈従文が記した鳳凰古城だ。19歳で大学受験に失敗し、ふさぎがちな日々を送った。父は田氏の2人の兄のように農家になることを望まず、より高い所を目指すよう励ました。「人は高みを目指すものだ、お前は兵隊になりなさい」父は出発前、次の別れの言葉をプレゼントしてくれた。「今後どれほど高く飛び、どれほど遠くに行っても、地に足をつける故郷の人々の本分を忘れるな」
同中隊の兵士は毎日24時間休まず原発及び周辺をパトロールし、警備する。原発の安全生産と近隣住民の生活の安全を守る。田氏は夜のパトロールで常に、元気いっぱいに列の先頭に立つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年6月3日