米国のポンペオ国務長官が中国企業は情報安全を守れないと述べたことについて、中国外交部の耿爽報道官は10日、「ポンペオ氏の中国に関する発言は嘘と間違いばかりで、世界中でデマを流し中傷しているが、損ねるのは彼個人のイメージと信義、米国の世界における信頼だ」と述べた。
同日の定例記者会見で、記者からは「報道によると、米国のポンペオ国務長官はスイスメディアのインタビューに応じた際に、中国企業は情報安全を守れず、中国企業との協力は中国政府との協力に相当すると再び述べた。ファーウェイの通信技術を使用すれば、プライバシーとデータを保護できないという。中国側はこれについてどのように論評するか」という質問があった。耿氏は次のように回答した。
ポンペオ閣下は最近どこに行っても必ず中国に言及しているが、残念ながらその中国に関する発言は嘘と間違いばかりだ。彼が頻繁に口にするファーウェイを例とすると、米国はファーウェイなどの中国企業に安全リスクが存在すると称し続けているが、終始納得できる証拠を出していない。
米国側は謂れなき罪名により、国の権力を用いファーウェイという中国民間企業に圧力をかけているが、これは非道徳的かつ不名誉なことであり、大国の水準を落としている。中国側はこれを何度も指摘している。