習近平国家主席は14日、キルギスの首都ビシュケクで、ロシアのプーチン大統領、モンゴルのバトトルガ大統領とともに第5回中国・ロシア・モンゴル首脳会談を開催した。3ヶ国の首脳は3ヶ国の協力の成果を総括し、協力の大計の全面的推進について話し合った。新華社が伝えた。
習主席は3ヶ国協力の推進について次の3点を提起した。
(1)戦略的に3ヶ国協力をうまく誘導する。政治的相互信頼を深め、相互支持を強化し、それぞれの核心的利益を尊重し、国際問題・地域問題において協調と連携を強化する必要がある。
(2)重点的協力によって3ヶ国協力を牽引する。3ヶ国は中国・モンゴル・ロシア経済回廊の枠組内での協力プロジェクトの実施を推進し、3ヶ国の通関手続きの円滑化を促進し、重点出入国地点のバージョンアップ・改良を推進し、地方協力を深いレベルで展開しなければならない。
(3)上海協力機構(SCO)の枠組内での協調と連携を拡大する。SCOは地域の安全安定を守り、各国の発展繁栄を促進するなどの役割がより突出している。SCOとの協力強化を望む国がますます増えている。モンゴルが自国の優位性を発揮し、SCO協力に深いレベルで参加し、地域協力のチャンスをより多く共有し、中露蒙の3ヶ国協力をより効果的に推進することを望む。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年6月15日