李克強総理は13日、浙江省杭州市で「全国大衆による起業・革新(イノベーション)活動ウィーク2019」に出席し、重要談話を発表した。新華社が伝えた。
李総理は「大衆による起業・革新(イノベーション)の本質は改革を通じて生産力を解放・発展し、無数の市場参加者の積極性と社会創造活力を引き出し、一人一人の潜在的なエネルギーと能力を最大限に引き出すことにある。大衆による起業・革新(イノベーション)は雇用を力強く支える。雇用は最大の民生だ。大衆による起業・革新(イノベーション)は若者を始めとするわが国の豊富な人的資源のために広大な雇用空間を開き、比較的十分な雇用の促進に寄与し、各家庭の生活を安定させる。各級政府は『放管服改革』(行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化)を深め、ビジネス環境を優れたものに変え、さらに大規模な減税・行政手数料減免政策措置を実行に移し、起業する者、イノベーションに取り組む者が市場ルールに従い公平に競争し、心配なく仕事に打ち込めるようにし、大衆による起業・革新(イノベーション)のために良好な成長空間を提供する必要がある」と指摘。
「大衆による起業・革新(イノベーション)は革新的な発展の重要な足がかりだ。今日まで発展した中国経済は、新旧原動力の転換を加速しなければならない。大衆による起業・革新(イノベーション)は大衆の知と力を集め、『インターネット+』プラットフォームを利用して、新原動力の成長加速を促進してきた。中国の将来の発展にとって、巨大な潜在力はここにある。大衆による起業・革新(イノベーション)の質的向上を後押しする必要がある。起業する者、イノベーションに取り組む者は企業家精神、職人精神、専門家精神を発揚し、地に足をつけて、小さな事から始めて、卓越を追求し、巧みなアイディアを現実に変え、消費者に歓迎される製品やサービスによって市場を勝ち取り、質の高い発展を後押しする必要がある」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年6月16日