中国の国防を認識する、最も正確な態度とは

中国の国防を認識する、最も正確な態度とは。

タグ:白書 国防 平和 主権 安全 利益

発信時間:2019-07-27 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中華人民共和国成立70周年の記念式典、それから92回目となる建軍節を前にして、国務院新聞弁公室は「新時代の中国」国防白書を大々的に発表した。中国が国防白書を発表するのは10回目で、これは新時代に入ってから初めて発表された総合的な国防白書でもある。


 同白書の内容は豊富で、詳細なデータがあり、観点が明確に示されており、明瞭に記述されている。この国防白書はさまざまな角度から分析できる。分析する際の態度については、「疑うな、デマを流すな、挑発するな」と注意しておく必要がある。


 (一)疑うな


 疑念の対義語は「明確」だ。白書は明確に中国の態度を示し、平和を守る決意と能力を示した。現在の世界は百年に一度の大変動を迎えており、国際戦略構造に深い変化が生じている。これは国際的な勢力の二極化の激化、世界の戦略的競争の拡大によって示されており、世界と地域の安全問題が増加を続けている。しかし各国の取り組みにより、アジア太平洋の安全情勢は全体的に安定している。世界経済と戦略の重心が引き続きアジア太平洋に移り、アジア太平洋が大国の駆け引きの焦点となり、地域安全に不確実性をもたらしている。朝鮮半島を始めとする地域の重要問題が依然として存在している。


 中国は責任ある大国として、初めて「人類運命共同体」の理念を提唱した。中国は国家主権・安全・発展の利益を守る立場を貫く。これは新時代の中国の国防の根本的な目標だ。


 同時に白書は、中国は永遠に覇権を唱えず、永遠に拡張せず、永遠に勢力範囲を求めないことを堅持するとした。これは新時代の中国の国防の鮮明な特徴だ。中国の国力の全体的な向上に伴い、中国軍の実力も強化される。特に新たな軍隊改革により、中国軍の世界平和を守る能力がさらに強化される。これは不確実な世界を安定させる、最も確実な力だ。


 事を構えないが、決して事を恐れない。強さを頼りにしないが、決して弱い者いじめをしない。覇権を唱えないが、決して覇権を恐れない。これが中国の態度であり、これについて疑うべきではない。


 

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