習近平総書記「黄河を人々に幸福をもたらす河に」

 

 

習近平中共中央総書記（国家主席、中央軍事委員会主席）は18日午前に鄭州で「黄河流域の生態系保護と質の高い発展」座談会を招集し、重要談話を発表した。新華社が伝えた。

習総書記は「生態優先と『グリーン発展』を堅持し、水によって定め、水をはかって実行し、土地に適した方法を取り、分類して策を施し、上流と下流、本流と支流、左岸と右岸を統合的に計画し、共同で大規模な保護に力を入れ、協同で大規模な管理を推進し、生態系保護管理の強化、黄河の長期的安定の保障、全流域の質の高い発展の促進、人民大衆の生活の改善、黄河文化の保護・継承・発揚に力を入れ、黄河を人々に幸福をもたらす幸福の河にする必要がある」と強調。

「黄河流域は我が国の重要な生態ベルト、重要な経済地帯、貧困脱却の難関攻略に勝利するうえでの重要な地域であり、我が国の経済・社会発展と生態系の安全において非常に重要な地位を占める。黄河の保護は中華民族の偉大な復興と永続的発展に関わる千年万年の大計だ。黄河流域の生態系保護と質の高い発展は北京・天津・河北の協同発展、長江経済ベルトの発展、『粤港澳大湾区』（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門＜マカオ＞両特別行政区によって構成される都市クラスター）の建設、長江デルタの一体化発展と同じく、重大な国家戦略だ。黄河の管理・保護を強化し、黄河流域の質の高い発展を推進し、流域省・自治区における貧困脱却の難関攻略の勝利を積極的に支持し、少数民族を始めとする流域の人民大衆が関心を寄せる洪水防止の安全、飲み水の安全、生態系の安全といった問題をうまく解決することは、社会の安定維持と民族の団結促進にとって重要な意義を持つ」と指摘した。（編集NA）