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japanese.china.org.cn |04. 10. 2019

2000年以降生まれ、研究学習を通して革命の歴史と「対話」

タグ: 革命 歴史

   上海市青少年活動センターはこのほど、研究学習プロジェクト成果展示会を開いた。その「主人公」は2000年以降生まれの人たちで、彼らの研究学習「課題」は革命の歴史、98年前の中国共産党第一次全国代表大会である。

 

 「陳望道氏の墨汁は香りがよくて少し甘い。これこそ共産主義信仰の香りだと思う」。講壇で、21世紀生まれの小・中学生は幼い声で自身が学んだ党建設について述べ、独特な考えで拍手喝采を浴びた。

 

 「第一次全国代表大会の物語がそれほど面白いことに初めて気づいた。その年代は自分が想像するほど遠くはない」。上海市黄浦区蓬萊路第二小学校の5年生の胡凱文さんは『信仰の味』と題してスピーチし、陳望道氏が『共産党宣言』を翻訳した時に墨汁を黒砂糖だと思って食べた出来事に感動し、「最初は面白い出来事だと思ったが、当時の歴史を知り、革命の先人の専心と信仰を深く感じた」と述べた。

 

 同研究学習プロジェクトは「第一次全国代表大会を語る:2000年以降生まれが話す党建設の物語を聞く」をテーマとし、中国共産党第一次全国代表大会開催記念館、中国共産党上海市委員会宣伝部、上海市文化・観光局、上海市教育委員会などが共催。プロジェクトは今年5月に始まり、上海、南京、嘉興などの地域の70校以上から70人以上の教員と1300人の学生が参加。蘇州・江蘇・上海の2000年以降生まれの学生は革命スポット訪問、学習調査研究、資料収集、文章作成を行い、研究学習を通して革命の歴史と「時空を超えて対話」」した。統計によると、同プロジェクトが実施したオフラインテーマ教室は147回、収集したテーマ教案は70篇、学生の研究学習心得は200篇に達する。

 

 中国共産党第一次全国代表大会開催記念館の徐明副館長は、「このような研究学習活動を通して、子供たちは党建設の大きな歴史を聞くだけでなく、語る側にもなることができる。研究学習活動は子供たちが自分の考えと愛国心を溶け込ませ、政治啓蒙の青少年になり、革命の文脈を掘り下げ、革命の遺伝子を伝承できるよう促す」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月4日