習近平国家主席は6日、フランスのマクロン大統領と人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。
習主席は「過去百年間なかった世界情勢の大変動を前に、中仏は国連安保理常任理事国及び東洋・西洋文明の代表として、戦略面の意思疎通を強化し、さらに多くの責任を引き受け、大国としての責任感を示すべきだ。私はマクロン大統領と共に、中仏の包括的な戦略的パートナーシップを新たな段階へとさらに押し上げ、引き続き大国間関係の前列を歩むようにしたい」と表明した。
また「現在、中仏関係は力強い発展の勢いを示している。今年3月に私が国賓としての訪仏に成功して以降、我々の形成した各共通認識は積極的に実行に移されている。中国側はフランス側と6大目標に焦点を合わせ、交流・協力の包括的で深い発展を後押しし、確かな成果がさらに多く挙がるようにしたい」と強調し、(1)政治的相互信頼を維持・増進する(2)引き続き大型プロジェクト協力を推進する(3)双方向の市場開放を拡大する(4)「一帯一路(the Belt and Road)」共同建設イニシアティブとEUのユーラシア・コネクティビティ戦略の連携を推進する(5)イノベーション協力を深め、持続可能な発展を共同で実現する(6)文明間の交流と相互参考を促進する――必要性を指摘した。(編集NA)