中国が空母に対潜哨戒機を配備へ 米潜水艦の深刻な脅威に=米メディア

中国が空母に対潜哨戒機を配備へ 米潜水艦の深刻な脅威に=米メディア。中国海軍による対潜能力建設の今後の重点には、次世代対潜ヘリ、無人水中潜水艦、無人対潜哨戒機が含まれる…

タグ:空母 哨戒艦 潜水 西太平洋

発信時間:2019-11-21 09:43:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 ナショナル・インタレスト(電子版)は18日、アメリカ海軍大学校のゴールドスタイン教授の記事を掲載した。要旨は下記の通り。


 中国海軍の空母、強襲揚陸艦などの大型水上艦が近年続々と配備されているが、これらの重要資産を「西太平洋地域の支配的地位」を占める米軍原潜の脅威から守る必要性が高まっている。中国の未来の対潜能力は、無人対潜哨戒機を発展の重点とする。これは米国の水中の優位性にとって厳しい試練となる。


 中国海軍は脆弱な対潜能力を強化するため近年、曳航ソナーを搭載した対潜護衛艦、先進的な海上哨戒機の製造を急ぎ、海底センサーネットワークを敷設している。中国海軍による対潜能力建設の今後の重点には、次世代対潜ヘリ、無人水中潜水艦、無人対潜哨戒機が含まれる。うち無人対潜哨戒機は、米原潜の西太平洋地域における支配的な地位にとって新たな脅威になる。


 中国海軍は研究・分析の中で、米軍P-8ポセイドンのような従来の有人対潜哨戒機は、対潜任務を遂行中に自衛能力が劣り、敵の攻撃目標になりやすいとしている。また長時間の持続的な飛行により乗組員が疲れ、対潜捜索効率が低下する。その一方で無人対潜哨戒機は疲れ知らずに数十時間、さらには数週間も連続飛行できる。その速度はジェット機に及ばないが、対潜任務を遂行する水上艦を大きく上回り、潜水艦が所在する海域によりスムーズに到達し捜索を行える。技術の発展に伴い、将来的に多くの無人対潜哨戒機がスマートな捜索網を構築し、潜水艦を逃しにくくする。さらに重要なことは、無人機のコストが対潜哨戒機や潜水艦よりも低いことだ。この経済性は、「中国が西太平洋の海底における競争で有利な地位を占める」ことを意味する。


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