習近平国家主席は3日、「2019従都国際フォーラム」(Imperial Springs International Forum)に出席した各国来賓と人民大会堂で会見した。新華社が伝えた。
習主席は中国の国家政策・路線を紹介し、現在の国際情勢に対する見解を述べ、「中国の特色ある社会主義の道は中国が発展し安定し続けることのできる最も根本的な原因であり、全中国国民の心からの支持を得ている。我々は確固不動として、我々の選択した道に沿って引き続き歩んでいく。中国は改革開放を引き続き堅持し、奮闘目標『2つの百年』を期限通りに達成する」とした。
習主席は「国家が強大化しても必ずしも覇権を唱えるわけではないということを、中国は自らの実践によって証明する。これはまず、中国五千年の歴史・文化・伝統によって決定づけられている。中国人には拡張と侵略の遺伝子はなく、『天下大同、天下為公』という理念を堅持しており、ゼロサムゲームという考えには賛同しない。また、中国は国際関係において平等及び互恵を堅持しており、各国と共に人類運命共同体を構築することを望んでいる。中国は各国と全面的で深く立体的な相互理解を強化し、さらに互恵協力を実施し、共同繁栄を実現することを望んでいる」と指摘。(編集NA)