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japanese.china.org.cn |22. 02. 2020

WHOがデマ注意 「ウイルスを迎え撃つチャンスをつかめるべき」

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 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は現地時間20日、スイスのジュネーブで開かれた記者会見で、「憶測や、デマを拡散させてはならない。WHOの専門家グループは今、中国で実地調査をしている最中で、中国の同業者と共にウイルスを効果的に抑制するルートを研究している」と述べました。


 WHOがこの日に開かれた記者会見で、テドロス事務局長は、「フェイクニュースや陰謀論が飛び交っているが、これに気を付けなければならない。科学で実証されなかった情報を信じないように」と注意を喚起しました。そのうえで、「WHOが調整役を務め、日本や韓国、シンガポール、ロシア、アメリカ、ドイツなど各国のトップクラスの専門家からなるチームは、中国の同業者と共に、新型コロナウイルスの感染力および中国が講じた措置の効果などを含めた、まだ知られてない情報を研究している最中だ」と明らかにしました。


 また「中国は源からの感染抑制に向け積極的に努力しているが、これは他の国のウイルス予防・抑制に時間を稼いだ。各国はこの貴重なタイミングを活用して、ウイルスのさらなる感染拡大を抑制していく必要がある。今という重要なタイミングを生かして、断固として対応を講じていかないと、深刻な問題に直面する可能性がある」と指摘しました。


 「中国国際放送局日本語版」2020年2月22日