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japanese.china.org.cn |25. 02. 2020

習近平総書記が秩序ある操業再開に8つの指示

タグ: 肺炎 感染症 マクロ 貧困

 

習近平総書記が秩序ある操業再開に8つの指示

       

新型コロナウイルスによる肺炎への対策と経済・社会発展の取り組みの統合的計画に関する会議が23日、北京で開催され、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が重要談話を発表した。新華社が伝えた。

習総書記は「現在もなお感染状況は厳しく複雑で、対策は最も重要な正念場にある。各レベルの党委員会と政府は必勝の信念を堅め、困難を克服し続け、引き続きいささかも緩めることなく各取り組みをしっかりと細やかに実行に移す必要がある。プレッシャーを原動力に変え、危機をチャンスに変えることに長け、生産・生活を秩序良く回復し、『六安』措置を強化し、政策調節を強化し、中国の発展の巨大な潜在力と強大な原動力を十分に発揮し、今年の経済・社会発展目標任務の達成に努力する必要がある」と指摘し、秩序ある操業再開について8つの指示を出した。

(1)危険性の低い地域はできるだけ早く対策を整えて感染を防ぎ、生産・生活秩序を全面的に回復する。危険性が中程度の地域は対策状況に基づき秩序ある操業を再開する。危険性の高い地域は引き続き感染防止対策に力を集中する。

(2)マクロ政策の調整を強化する。穏健な金融政策は柔軟性を一層重視し、既存の金融支援策を活用し、新たな政策措置を適時打ち出す必要がある。

(3)雇用安定化措置を全面的に強化する。負担軽減、雇用安定・拡大措置を同時に実施し、雇用の深刻な不足、雇用安定化圧力が大きい、重点層の雇用難といった突出した問題に対して、多様なルートを通じて雇用を支え、大学卒業者の就職を確保する。

(4)貧困脱却の難関攻略を断固達成する。感染状況による影響の克服に努め、難関攻略の取り組みをしっかりと押さえ、貧困層の労働力の秩序ある労働再開を支援し、貧困者を支援するリーディングカンパニー、貧困者を支援する職場の早期操業再開を支持し、再貧困化を防ぐシステムの構築を加速する。

(5)企業の操業再開を後押しする。分野・レベル毎に正確な対策を実行に移し、人と物の流れを再開し、物流制限を解き、産業チェーンの各部門の再開を後押しする。国内の有効需要を積極的に拡大し、新規事業の建設を加速し、雇用、用地、資金などの確保を強化する。

(6)時機を逃がさず春季の農業生産を確保する。春季の農業における突出したも問題の解決に力を入れ、農業生産資材の生産、流通、供給をしっかりと行い、時機を逃さぬ農業生産を確保する。

(7)国民の基本的生活をしっかりと保障する。食品の供給を保障し、困難を抱える人々への保障を強化し、患者や新型肺炎で家族が亡くなった家庭を重点的にケアする必要がある。他の疾病の患者への治療を総合的にしっかりと行う必要がある。

(8)貿易・外資の基本面を安定させる。輸出に伴う増値税(付加価値税)還付、輸出信用保険など法規に基づいた政策ツールを活用し、貿易産業チェーンと供給チェーンを保証し、重要な外資事業の実行を確保し、金融などサービス業の対外開放を拡大し、引き続きビジネス環境を最適化し、長期的な投資・経営への外資の自信を強化する必要がある。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年2月24日