党中央の新型肺炎対策指導グループ長を務める李克強中国共産党中央政治局常務委員兼国務院総理は28日、国家新型肺炎薬品・医療機器応急プラットフォームを視察し、「検査試薬、治療薬、ワクチンなどの研究開発が効果的に進み、早期により大きな進展を得られるよう、医療技術面の難関を打開するさらなる力の発揮を期待する」と述べました。
李総理はさらに、「一刻を争いながら、これまで以上に早く、正確に、かつ簡単にウイルスを検出できる試薬を開発し、設備の調達と人員の訓練をしっかり行って検査能力を強化していく必要がある。また、安全で効果的な数種類の治療薬を厳選し、重症患者を救い、死亡率を低減させ、軽症患者の重症化阻止の効率化を進めていかなければならない」と強調しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年2月29日