李総理 新型肺炎対策に国際協力を強化

　李克強中国共産党中央政治局常務委員兼国務院総理および新型肺炎対策指導グループ長は6日、首都国際空港と宅配会社大手・順豊の華北航空処理センターで視察を行いました。

　李総理はその際「習近平総書記の重要な談話と中央政治局常務委員会会議の精神を真摯に貫徹する必要がある。中央指導グループの要求に基づき、航空運輸の感染対策における国際協力を強め、国内外の物流運輸をスムーズにし、感染症との戦いや経済社会発展の促進にさらなるサポートを提供していく」と強調しました。

　さらに、近頃、新型コロナウイルスの感染が海外で加速して蔓延していることを受け、新型肺炎との戦いが国際社会にとって共通の課題であるという認識を示しました。また、国際組織、関連国家と地域の疫病感染対策、特に航空運輸での協力を強化する必要性を指摘しました。その上で、「予防・抑制措置を講じ、海外からと海外への感染を抑制し、往来人員の安全を保障する。これは乗客に対しての責任だけではなく、各国国民への責任でもある」と強調しました。

　「中国国際放送局日本語版」2020年3月8日