8日間で5400カ所以上の屋外会場を設置し、延べ2万5000人のボランティアが参加し、293万人弱の市民が署名で支持を表明した――「香港各界撑国家安全立法聯合陣線」(以下「陣線」)による「国家安全立法支持」署名活動は、香港市民から大反響を呼んだ。
陣線の招集者の一人、全国人民代表大会(全人代)常務委員会委員の譚耀宗氏は「我々は香港市民全体が、国家安全及び香港の繁栄・安定を守るため、国レベルで香港が国家安全を守るための法律制度及び執行メカニズムを構築・健全化する正しい決定を全力で支持することを示したかった」と述べた。
香港の国家安全立法を支持するため、譚氏を含む13人の招集者が5月24日に陣線を発足し、社会各界から積極的な反応を受けた。社会各界の2074人が発起人になり、1023の各界機関が支持団体になった。彼らは香港全体に屋外会場を設置し、かつオンラインで連判を行い、市民に国家安全立法を支持する署名活動への参加を呼びかけた。
5月24−31日にかけてオンライン・オフライン署名活動が全面的に展開された。31日夜11時までの8日で、現場の184万人弱、オンラインの109万人弱の署名が集まった。293万人弱の香港市民が国家安全立法に支持を表明した。
譚氏は「街頭では市民がこぞって署名活動に参加していた。長蛇の列ができた所も多く、多くの若者が支持していた。一部の会場は悪意ある妨害を受け、黒の暴力の影響で閉鎖を早めたが、これはボランティア及び多くの市民の熱心な支持には影響していない。彼らは上下で心を一つにし、共に家を守る」と述べた。
香港特区の林鄭月娥行政長官、多くの特区政府司・局長、香港特別行政区全人代代表、全国政治協商会議委員など、社会各界の関係者が会場に赴き署名で支持を表明し、香港の国家安全立法への一斉支持を呼びかけた。