新華社は8日午前7時28分に、「中央人民政府駐香港特別行政区国家安全維持公署が8日午後、香港で設立」を速報で伝えた。この情報が伝わると、多くの香港人が微信(WeChat)などのSNSで関連情報をこぞって転載し、歓迎と支持、心中の喜びを表現した。
あるネットユーザー「卡姆林・唐」は「国安公署が香港で成立した。私たちは国の保護を惜しむべきだ。香港には希望が出た。明日がより美しくなることを願う」とコメントした。
香港の若手教員の穆家駿氏は早朝、設立の情報を転載し、「駐港国安公署が正式に誕生した。歴史はこの日、2020年7月8日を覚えるだろう」とのコメントを添えた。「駐港国安公署の成立には重要な意義があり、香港を効果的に保護し、暴力と混乱を阻止し、国家安全及び香港の安定を脅かす要素を取り除き、香港を一日も早く正しい軌道に戻すと見ている。社会の安全・安全により市民生活及び経済が発展でき、次の世代もより良く学習・成長できる」
香港嶺南大学研究学者都市シンクタンクのメンバーである孔永楽氏は、「昨年の経験を見ると、香港の社会の秩序は非常に脆弱だ。駐港国安公署の設立は、国が制度及び人事計画の準備を整えており、香港社会及び国の安全と安定を守る決意を固めたことを意味する。これにより個人は安定して生活でき、企業も安心して投資できる。社会の安定があり、香港は初めて国際的な大都市の地位を維持できる」と判断した。