米国が南中国海における中国の演習を非難 国防部:地域諸国の仲違いを煽る

米国が南中国海における中国の演習を非難 国防部:地域諸国の仲違いを煽る。米国防総省は事実を無視し、白と黒を転倒させ、地域諸国の仲違いを煽り、愚かにも漁夫の利を得ようと企んでいる…

タグ:国防省 南中国海 演習 海上防衛

発信時間:2020-07-10 10:32:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 国防部の任国強報道官は9日、米国防総省が南中国海における中国の軍事演習を非難する情報を発表した件について、記者からの質問に回答した。任氏は「米国防総省は事実を無視し、白と黒を転倒させ、地域諸国の仲違いを煽り、愚かにも漁夫の利を得ようと企んでいる。我々はこれについて強い不満、断固反対を表する」と表明した。


 記者からは「米国防総省は2日、中国軍が西沙諸島付近で軍事演習を行ったことについて情報を発表し、中国側の行動が南中国海情勢の不安定を生んでいると非難した。これについてはどう論評するか」という質問があった。任氏は次のように回答した。


 中国軍は最近、中国・西沙諸島の海域で軍事訓練を行っているが、中国側は6月27日に情報を対外的に発表している。これは年間訓練計画内の定例の取り決めであり、中国軍の海上防衛能力を効果的に高め、国家主権及び安全を断固守り、地域の平和と安定を維持することが目的だ。訓練はいかなる特定の国や標的も対象としない。米国防総省は事実を無視し、白と黒を転倒させ、地域諸国の仲違いを煽り、愚かにも漁夫の利を得ようと企んでいる。我々はこれについて強い不満、断固反対を表する。


 中国とASEAN諸国の共同の努力により、南中国海情勢は現在、全体的に見て安定し好転している。この状況下、米国は多くの先進的な軍艦・軍機を絶えず南中国海に派遣し挑発・武力誇示をし、「航行の覇権」行動を何度も展開し、地域の安全と安定を脅かしている。米国は南中国海地区の軍事化の最大の推進者であり、地域諸国の平和を愛する努力と願いに逆行している。


 中国は一貫して地域諸国と共にアジア運命共同体の構築に取り組んでおり、相互尊重及び平等・互恵の友好協力関係を発展させている。我々は米国側が自らを省み、南中国海における軍事挑発行動、中国側に対する謂れなき中傷・非難、地域諸国に対する仲違いの扇動、緊張情勢の形成を停止することを願う。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月10日

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