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japanese.china.org.cn |26. 07. 2020

習総書記が吉林省視察 東北振興戦略の深化を強調

タグ: 東北振興

 


 習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席はこのほど吉林省を視察した際に、党中央の決定と計画を確実に実行し、安定を保ちつつも発展を促すという活動の基調を堅持し、発展の新理念を貫き、東北振興の戦略の実施を深め、小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的達成を実現し、貧困撲滅の堅塁攻略戦に勝利し、党と国の全体的活動で責任感を強め、より高い品質、より良い効果と利益、より優れた構造、現地の優位性が十分生かされる発展の新ルートで突破を遂げるよう強調しました。そのうえで、吉林省が全面的かつ全方位的な振興を速めるプロセスで、新たな成果を上げることに期待を示しました。



 

 習総書記は「第14次五カ年計画は来年からスタートする。これは、社会主義現代化を全面的に実現する新しいプロセスにおける最初の五年であり、この期間の発展について計画をしっかり練ることが非常に重要だ。我が国の発展を取り巻く内外の環境に今、深刻かつ複雑な変化が起きている。経済社会の持続的で健全な発展を保つには踏み込んだ研究、判断、調査、それに科学的な政策決定が必要である。党中央は次の五カ年計画についての提言を作成している最中だ」と述べたうえで、各地がこれまでの課題や新しいチャレンジにスポットを当て、第14次五カ年計画の目標、発想、措置について真摯に議論するよう求めました。


 習総書記は22日から24日にかけて吉林省の四平や長春などを視察し、農村部や都市の社区(コミュニティ)、サイエンスパーク、企業を訪れ、常態化した感染対策や経済社会の発展、東北の振興や第14次五カ年計画期間内の経済社会の発展をめぐり調査研究を行いました。


 「中国国際放送局日本語版」2020年7月26日