国家航天局の28日の発表によると、中国初の火星探査任務の探査機「天問1号」の飛行状態は現在良好で、エネルギーのバランスが取れ正常に稼働している。地上からの測量・制御・追跡が安定しており、飛行制御及びデータ純真が秩序正しくスムーズに行われている。各種作業が順調に展開されている。探査機はすでに地球の重力の影響範囲を抜け、惑星間遷移軌道に入り、地球から150万キロ以上離れている。
北京航天飛行制御センターの飛行制御チームと中国空間技術研究院の試験チームは27日に緊密に協力し、地球から約120万キロ離れた場所で天問1号を制御し地球を振り返らせた。光学航法センターを使い地球と月の記念撮影を行った。この白黒の記念写真を見ると、地球と月は大と小で、いずれも新月になっている。広大なる宇宙で向き合っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月29日