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japanese.china.org.cn |01. 08. 2020

「八一建軍節」、人民解放軍の雄姿

タグ: 建軍節


 8月1日は中国人民解放軍(PLA)創設記念日(「八一建軍節」)です。1927年8月1日に創設された人民解放軍(PLA)は、中国では「鋼鉄の長城」という誉れがあります。


 PLA現役の兵士たちは、両親の目には「かわいいわが子」にしか映っていないですが、少年少女にとってはまるでスーパーマンのような存在で、また、一般市民にとっては彼らこそが「一番愛すべき人」なのです。海外では、彼らはブルーヘルメットをかぶる国連平和維持軍の一部として、国連PKO活動の7つの現場で世界平和のために活動を続けています。


写真▲:中国人民解放軍創設90周年記念閲兵式に参加する部隊


写真▲:中国人民解放軍成立90周年記念閲兵式で検閲台の前を行進中の兵士たち


写真▲:南スーダンで警備に当たる中国派遣平和維持軍


写真▲:シエラレオネにある中国シエラレオネ友好病院で、極めて危険な環境で不活化処理を行っていないエボラウイルスのサンプルを搬送する中国軍医



写真▲:一家団らんの日である除夜に、わが子の涙をふき取り、武漢に向かう準備を進める母親


 子どもに涙を拭く女性軍人は中国陸軍軍医大学の呉婭利参謀長・2020年旧暦の除夜、呉さんは武漢支援医療隊に加わり、武漢に向かって旅立ちました。


写真▲:新型コロナウイルスとの闘いが続く中、軍病院で生まれた元気な赤ちゃん


 中部戦区総病院産婦人科の陳瀅副主任とその他の医療関係者が14日間にわたり、全力を挙げての医療活動により、新型コロナウイルスに感染した妊婦から健康な赤ちゃんが無事生まれ、母子とも無事でした。



写真▲:武漢に赴く前にワクチン接種の注射を受ける女性将軍の陳薇氏


 陳氏は中国微生物流行病学分野の専門家で、2020年に同氏が率いる科学研究チームが研究開発した新型コロナウイルスのワクチンは臨床研究用の登録審査に合格し、正式に臨床試験に入り、人々に希望をもたらしています。



 2020年7月、中国南部の各地は連日の豪雨で洪水の被害に見舞われました。安徽省の水害現場では、3万3000人余りの人民解放軍や武装警察、民兵予備役が全力を挙げて人民の生命と財産を守っていました。


▲ボロボロの手のひらは、人民を守ってきた彼らの勲章だ。


▲日に焼けた隊員の肌。彼ら炎天下の被災地で活動を続けていた。


▲安徽省無為市、兵士の顔についた泥と汗を拭くおばあさん


 中国のネットユーザーは、「一般市民にとって、解放軍という3文字は絶対に頼れて、信頼でき、勝利できることを意味する」とコメント欄に感想を寄せています。


 習近平氏は「中国は終始世界平和の建設者で、世界の発展の貢献者、国際秩序の擁護者であり、中国の軍隊は終始、世界の平和を守る上でのゆるぎない力である」と述べています。


 「中国国際放送局日本語版」2020年8月2日